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Stand by Me / 清水武志 - 2010-09-02 03:46:19
 
映画ではなく曲の方。

この曲を初めて聴いたのはもう20年以上前に桃山大学の学園祭のオールナイトロックコンサート聴きに行った時だった。

石田長生氏(g)と故人と成られた塩次伸二氏(G)のセッションだったと思う。

滅茶苦茶好きな曲では無いけどシンプルで心地よく耳に残るこの曲を今まで何度と無くロックのセッションなどで演奏した。

この曲と言えば有名なのがBen E Kingさん。

これも20年くらい前に大阪の谷町9丁目の『SUB』ってジャズ喫茶で出会ったニューヨーク在住のサックス奏者、ペイシャンス・ヒギンズ氏と再会したとき来日の理由を聞くと「明日心斎橋でライブが有るので良かったら聴きに来てください。勿論友達なのでお金は要らないしリハーサルから観てもいいです」(英語です)とのお誘いを頂いたので明くる日時間を合わせてライブ観に出掛けたのです。

会場に着くと当時お世話に成ったプロモーターの斉藤延之助さんが居られ、このライブが斉藤さんの企画で有る事が解り堂々と表から只入りさせて貰ったのです。(笑)

やがてバンドリハが始まったのですが、あんまり邪魔しても申し訳ないので誰も居なく成った楽屋で一人留守番してると、一人の黒人男性が入って来ました。セキュリティーの方だと思いその人にペイシャンスさんの友達である事伝えると、満面の笑顔でケータリングのコーヒーやら飲み物用意してくださりました。その気の使いようは本当に素晴らしく、コーヒーを頂いてると「お腹は空いてませんか?」とビスケットを差し出してくださる始末。「この方はセキュリティーではなく楽屋係のお世話するおっちゃんや」とすっかり思ったのです。

やがてリハが終わって帰って来たペイシャンスさんが改めて僕をその楽屋係の方に紹介してくださいました。勿論、僕もその方を紹介していただいたのですが、すっかり楽屋係の方だと思ってたその方こそがこのライブコンサートのボスBen E Kingさんだったのです!!

何と、僕はベンEキングさんに接待受けた数少ないピアニストに成ってしまったのです。(笑)

ベンEさんは本当に素晴らしい方でした。世界的なスターなのに常に人を気遣う心を持って居られ、恐らくはそれ故に彼の歌は世界中の人々から慕われるのだろうと思うのです。

9月に入って書く事が見つからなかったので、以前書いたかも知れないけど、ふと思い出した事を書いてみました。

実は前出のプロモーター斉藤延之助さんとも面白いいきさつが有るのですがそれはまた別の機会に....。


チャオ(何が?)
- コメント -
  • パテ - 「「実はスゴい人」って普段は気ぃ使ぃなお人柄な場合が多いよね。国籍問わず。 ええ話しや。 」-2010-09-02 04:49:06
  • し - 「パテ>じつはあんたも凄いパティシエやおまへんか。ttp://www.lyon.hm/」-2010-09-02 15:35:34
  • パテ - 「いやいや あんたはんこそ凄い音楽家はんやおまへんか♪ とホメ殺し合いをば?」-2010-09-02 16:04:16
  • badguy - 「人の優しさを知っているのは良い事ですよね僕は正反対の経験しか有りませんだから優しさの表現方法を知らないし事件ばかりの人生です要はおばかなのですわ。母親の虐待を受けて育ったりするとこんなおかしナノが育っちゃいます。世のお母さん達子供を虐待してはなりません。世の中のためになりません。かしこbadguy」-2010-09-04 19:08:56
  • し - 「badguy氏>元気に出て来てくださって何よりです。いえいえ、badguy氏は優しいお方ですよ。充分に伝わってますよ。虐待はほんまに悲しい事だと思います。またこれからも宜しくです。」-2010-09-05 23:45:20