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ありがとう / 清水武志 - 2026-02-15 10:08:45
 
若かりし日の母、

昔松山の友達が経営してたバーで僕のイメージから「たけちゃんはある日突然木の株から生まれて来たに違いない」と言われた事があるがそんな僕にも実はちゃんと母親が居る。

若い頃のオカン(母親)は某アパレル会社に勤めてジャズ喫茶通いをしてた(と自分で言うてた)とてもお洒落なモダンガールだった。(に違いない)

「違いない」と付け足したのは、僕がオカンを知ったのは皮肉な事にこの人が母親に成ってから(当たり前か、えっ俺が産まれたせい?)なので今想えば当然子供時代や娘時代が有ったであろう事など知る由もなくオカンは生まれつきオカンだった様に勘違いして今まで過ごしてきたのかもとこの写真発見して思った。

どうもジャズが好きだったらしくジャズ喫茶に行ってた話を聞いたけどこの人の口からコルトレーンやマイルス等舶来の名前は聞いた事がない。多分もっと旧いジャズが好きだったのかも。

けどその前にジャズ聴いてるの見たことも聞いたこともない。

ただ、大先輩の古谷充さんや大塚善章さんや松本英彦さん等の名前は子供の頃よく出て来て多分会社帰りなど行ける範囲で聴きに行ってたのかもしれない。

僕が幼少の頃、人形劇団カッパ座の公演を観に連れて行ってくれた時の司会がジャズボーカリストで俳優の笈田敏夫さんっだったのだが笈田さんの事もよお知ってた(勿論面識はない)のできっと日本の先輩方のジャズを聴いてたのだと推測される。

後日談として僕が大人になってプロ活動し出して笈田さんとご一緒することがあり「幼稚園くらいの時人形劇観に行ったら司会が笈田さんだったですよ」と伝えると笈田さん大笑いして喜んでくださった事今書いてて思い出した。

家にピアノ買った時「兄か弟どっちかがこれでジャズでも(「ジャズでも」言うな)弾いて聴かせてくれたら」と言ってた。

そんな影響なのか、僕は中学一年の時ラジオから流れてきたベニー・グッドマンを聴きジャズにハマって今に至る。

師匠の藤井貞泰氏の主宰する藤ジャズスクールの月謝も払ってくれて全面的に応援してくれた。

書いててやはり母親像以外思いつかない。(当たり前)

そんなオカンですが、金曜日お昼過ぎ僕が仕事行く前にあっち行ってしまいましたわ。

連絡もらって病院に駆け付けたのですが、扉の前に立った瞬間に無情な警告音が聞こえて扉一枚隔てて今あっち行った事知りました。

これって間に合ったのか間に合わなかったのかですが、僕が来るまで頑張ってくれたんだと思います。

お世話になった方々へのお知らせとして書かせていただいてます。

ただ、逝去後ライブが二つあったのでお客さんやお店に気を遣わせてもいかんのでライブが一段落ついたこのタイミングでオカンの事ご挨拶させていただきましたわ。

お世話いただいた皆様ほんと有難う御座いました。

心よりお礼申し上げます。
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